2014.10.15

医療機器事業化支援第1号案件の国内事業を譲渡致しました。

弊社が事業化支援を行い、日米にて医療機器承認を取得した「大動脈弁再建術に使用するサイザーセット(OZAKI VRec サイザー™/OZAKI VRecS™)、以下サイザーセット」の日本国内事業をUSCIジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:森 清隆、以下USCIジャパン)に事業譲渡しましたのでお知らせ致します。

大動脈弁再建術(以下、本手術法)は、大動脈弁狭窄症や大動脈弁閉鎖不全症に対し患者自らの心膜などを用いて大動脈弁を再建する新しい手術法です。本手術法は、従来の大動脈弁置換術と異なり、人工弁を体内に植え込む必要がなくなるという医療経済上のメリットがある他、機械弁置換術後の抗凝固療法(ワーファリンなど)を必要とせず、生体弁と比較しても長期成績に優れている可能性がある画期的な術式として国内外で高い注目を集めております。弊社が開発したサイザーセットは、本手術法に際し、新たに再建する弁の大きさと形を決めるという重要な役割を持ち、この医療機器(サイザーセット)により手術をスムーズに行うことができます。
>>サイザーセットの事業ストーリーはこちら

この度、国内における本手術法の注目度の高まり及びサイザーセットに関する全国の医療機関からの問い合わせの増加等を鑑み、本手術法の普及並びにサイザーセットの拡販の加速化を目的として、国内での医療機器販売に強みを持つUSCIジャパンへ事業の譲渡を検討し、合意に至りました。

弊社では、引き続き海外におけるサイザーセットの事業展開に注力すると共に、現在社内にて事業評価中及び事業化支援中の医療機器シーズ・アイデアの開発・事業化を進めることで、日本の医療イノベーション・医療機器産業の活性化に貢献してまいります。

■サイザーセットの日本国内事業の譲渡
譲渡日:2014年8月22日
※販売網の準備等を踏まえ、本日公開に至りました。

■サイザーセットの国内における現状及び今後の展開
上記のとおり、サイザーセットの国内事業につきましては、USCIジャパンが担うこととなりますが、弊社としても引き続き本手術法の普及並びにサイザーセットの拡販に最大限協力してまいります。
本手術法及びサイザーセットにつきましては、医療関係者の間において日々注目度が高まっており、先日開催された第67回日本胸部外科学会定期学術集会でのセミナーにおいても大きな反響を得ました。弊社では、さらなる知名度の向上及び本手術法の導入医療機関数の増加を実現し、本手術法を大動脈弁狭窄症や大動脈弁閉鎖不全症に関する治療法のデファクトスタンダードとすべく、活動を続けてまいります。

■USCIジャパン 会社概要
社名:USCIジャパン株式会社
URL:http://www.usci.co.jp/
所在地:東京都渋谷区代々木3-28-6
設立:1999年4月
代表取締役:森 清隆
事業内容:医療機器の開発・製造販売・販売