2019.07.29

「大学・企業・病院発 メドテック・イノベーションピッチ」 ピッチ登壇者募集開始 ~2nd MEDTEC INNOVATION symposium and pitch~

 

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「大学・企業・病院発 メドテック・イノベーションピッチ」ピッチ登壇者募集開始
日本発革新的な医療機器や医療系サービス等の誕生を目指すピッチを開催


 一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(理事長 岡野栄之、以下 LINK-J)、株式会社日本医療機器開発機構(代表取締役 内田毅彦、以下 JOMDD)、MedVenture Partners 株式会社(代表取締役社長 大下 創、以下メドベンチャー)、およびUS-Japan Medtech Frontiers(代表Jack Moorman、以下USJMF)は、本日より、下記のピッチイベント参加者を募集いたします。
 昨今、我が国でも医療機器等製品開発に取り組むアカデミアやスタートアップの活動が盛んになりつつあります。また医療機器産業の世界的拡大を背景に、異業種からの新規参入も見受けられます。こうした動きを活性化する目的で、今般医療機器等の医療イノベーションに関するピッチイベントを開催します。
 ピッチイベントは、2019年 11 月5 日(火)、LINK-J 主催、JOMDD・メドベンチャー・USJMF共催「第2回メドテック・イノベーション シンポジウム&ピッチ(※シンポジウム概要は本リリース後半に記載)」内で開催されます。書類審査に通過した企業はこのピッチイベントに参加し、日米のメドテック系ベンチャーキャピタリストら審査員達の前でビジネスピッチを行っていただき、優勝チームを決定し賞品を授与します。なお、「大学・企業・病院発 メドテック・イノベーションピッチ」の開催は、昨年に続き今年で2回目となります。

「大学・企業・病院発 メドテック・イノベーションピッチ」募集要項

◆登壇者募集スケジュール
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◆応募対象:
医療機器、デジタルヘルス、ヘルスケアサービス、その他医療・介護領域におけるテクノロジーに関するアイデア・技術・製品・事業(特許出願が無いアイデアの状態でも応募可能)を有し、その技術・製品・事業に関するプレゼンが可能な、企業、チーム、人物(学生可)

◆審査方法:
・事前審査:最終審査でピッチする登壇者選定のため、書類審査を実施します。結果は後日、応募者全員にご連絡するとともに、書類選考通過者についてはLINK-Jホームページ上でも10月末に発表します。
<申込先・問合せ先>
medtech@c-linkage.co.jp (担当:(株)コンベンションリンケージ 清水)
※応募締め切り:9月20日(金)必着
※技術・事業の概要を上記申込先メールアドレスまでメールにてお送りください。(フォーマットは問いません。応募者略歴、企業概要を明記の上、技術優位性、事業の革新性、知財の有無等に触れながら10ページ以内にまとめてお送りください)
・最終審査:11月5日(火)開催の「第2回メドテック・イノベーション シンポジウム&ピッチ」内のプログラムにおいて、日本語または英語によるピッチ形式で審査員による審査を実施します。結果については当日会場内にて発表します。発表時間5分+質疑応答5分。
・審査員:日米の医療機器ベンチャーキャピタリストら

◆表彰・賞品:
下記の①~②の中から優勝チームが選択
① 米国シリコンバレーのベンチャーキャピタル・インキュベーター・投資家らの訪問を中心とした海外派遣プログラム(シリコンバレーツアー3泊 5日)参加のための渡航費(優勝チーム2 名分)
② 最大一億円までJOMDDが事業化費用・海外展開支援費用として出資または開発費補助

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「第2回メドテック・イノベーション シンポジウム&ピッチ」開催概要

◆概要
日時:2019年11 月5 日(火)
場所:日本橋三井ホール(〒103-0022 東京都中央区日本橋室町2丁目2-1)
主催:一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)
共催:株式会社日本医療機器開発機構(JOMDD)、MedVenture Partners 株式会社、US-Japan Medtech Frontiers(USJMF)
来場予定者:メディア、医療機器産業関係者など300名前後を予定

◆タイムスケジュール(予定):詳細は www.link-j.org に順次掲載予定
12時00分 開場・展示(ヘルスケア関連企業・団体による事業紹介展示)
13時00分 挨拶
13時05分 基調講演
14時15分 セッション
16時25分 休憩・展示
自治体および展示者によるショートプレゼン「メドテックオークション」
16時55分 ピッチ
テーマ:「大学・企業・病院発 メドテック・イノベーションピッチ」
Startup pitch(5min )+Q&A(5min)×各チーム
審査員:内田毅彦氏(JOMDD代表取締役)、大下創氏(メドベンチャー代表取締役社長)、Kirk Zeller氏(UFJMF)、長谷川宏之氏(三菱UFJキャピタル株式会社執行役員、ライフサイエンス部長)
18時25分 休憩、移動
18時30分 懇親会
19時30分 終了

◆ピッチ審査員プロフィール:

内田 毅彦
内田 毅彦 株式会社日本医療機器開発機構 (JOMDD) 代表取締役 CEO
内科・循環器科専門医。ハーバード公衆衛生大学院・ハーバード経営大学院修了。日本人として初めて米国食品医薬局医療機器審査官を務める。外資系医療機器メーカー勤務や米国シリコンバレーで医療機器スタートアップ複数社との協業経験も有し、医療機 器開発のスペシャリスト。現在は医療製品のインキュベーターであるJOMDDの代表として、多くの医療イノベーション事業化に携わっている。2018年より大阪大学招聘教授。厚生労働省や日本医療研究開発機構等、公的機関の審査員や班会議構成員なども多数兼務している。
<主な委員・役職等>日本医療研究開発機構AMED 革新的先端研究開発支援事業インキュベートタイプ(LEAP)課題評価委員。厚生労働省 医療系ベンチャー振興推進会議構成員、他。

大下 創
大下 創 MedVenture Partners 株式会社 代表取締役社長
VCでの医療機器ベンチャーへの投資、医療機器メーカーでの新規事業等、医療機器業界で20年超の経験をもつ。日本ライフラインで医療機器業界のキャリアをスタートし、米国の医療機器ベンチャーとの交渉を担当。初めてベンチャー投資の世界と接点をもつ。
その後、ITXにて海外医療機器ベンチャーへの投資を担当。Fox Hollow Technologies社でリードインベスターを務め、同社は上場後ピーク時$1.4Bの成功を果たす。これがきっかけとなり、シリコンバレーのVCにて現地採用され、約5年間、米国医療機器ベンチャーへの投資を担当。投資先が開発した製品には、脳動脈瘤治療のFlow Diverter等、今も世界の最先端の医療現場で使用されている医療機器が多数ある。これまでのEXIT実績は、Chestnut Medical、Cardiovascular Systems, Inc.、C2 Therapeutics、(株)Biomedical Solutions等多数。2013年10月より現職。同年11月に総額60億円の医療機器用のファンドを設立し、現在、国内外の医療機器ベンチャーへの投資を行っている。大阪外国語大学外国語学部卒業、法政大学大学院経営学修士。

Kirk Zeller
Kirk Zeller Board Member, US Japan Medtech Frontiers
Founder, Silicon Prairie Center
Partner, Nichibei Medtech Advisors, LLC
Board Member, Co-Founder, MedMarket Access, LLC
Kirk Zeller, DBA is a medical device entrepreneur and founder of the Silicon Prairie Center, a unique entrepreneur live and work community which incubates capital efficient start-ups. Kirk’s career as well as his masters and doctorate research have focused on medical device start-ups and Kirk is currently co-founder of several companies including two incubated at the Silicon Prairie Center. Kirk started his career as a heart valve sales rep in Japan and has lived, worked, and studied in the US, Europe, and Asia.

長谷川宏之_写真
長谷川宏之 三菱UFJキャピタル株式会社 執行役員
1994年第一製薬㈱(現第一三共㈱)に入社。市販後調査部門に配属し感染症・癌領域を担当。2004年㈱UFJキャピタル(現 三菱UFJキャピタル㈱)に入社。2013年より第一三共との共同でOiDEファンドを活用したアカデミア発研究成果をもとにしたオープンイノベーション事業を実施中。2017年、2019年にそれぞれ組成した三菱UFJライフサイエンス1号ファンド(100億円)、2号ファンド(100億円)による投資活動を推進。現在、カムイファーマ㈱、Chordia Therapeutics㈱、㈱Veritas In Silico社外取締役、京都大学大学院医学研究科「医学領域」産学連携推進機構・産学連携フェロー。

 
 
■一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J) 概要
LINK-J は、三井不動産株式会社とアカデミア有志が中心となって設立した一般社団法人です。医薬関連 企業が集積する日本橋エリアを拠点に、産官学連携によるライフサイエンス領域でのオープンイノベーションを促進し、新産業創造を支援することを目的としています。医学をはじめ、理学や工学、ICT や 人工知能といった新たなテクロノジーなど、あらゆる科学の複合領域であるライフサイエンス領域において、分野を超えた内外の人的交流・技術交流を促進していきます。
https://www.link-j.org/

■株式会社日本医療機器開発機構(JOMDD) 概要
日本のアカデミアや企業等と連携し、医療系スタートアップ支援や医療機器製品等を事業化する国内初のインキュベーター。世界で広く利用される国産製品を育てるべく、日本医師会や地方自治体との連携や企業向けにコンサルティングを実施するなどしている。主なポートフォリオには、㈱エクスメディオ(㈱マイナビへ2019年4月にExit)や2018年10月に約20億円を調達した㈱メルティンMMI、2018年6月に約3.5億円を調達したシンクサイト㈱がある。また、米国拠点も活用しながらこれまでに世界約40カ国で医療機器代理店契約を締結するなど、医療機器等の海外展開でも実績を有している。

■MedVenture Partners 株式会社 概要
日米、特にシリコンバレーでの豊富な医療機器ベンチャーへの投資実績及びインキュベーション経験、日本の臨床現場・医学研究の経験およびグローバルネットワークを通じて、日本における医療機器のインキュベーション環境と日本の医療機器の産業基盤の発展に貢献するべく、医療機器を中心とするライフサイエンス分野へのシードからアーリーステージに投資をしている。1号ファンドからは、Biomedical Solutions社、Arrinex社等、既に4件の成功事例を生み出している。
http://www.medvp.co.jp/

■US-Japan Medtech Frontiers(USJMF) 概要
USJMFは、シリコンバレーを拠点とする非営利組織であり、医療機器イノベーションのために最良の方法を共有し、米国と日本医療機器機構の間のネットワーク形成や協力を推進することを目標としている。
https://www.usjmf.net/

■問い合わせ先■
株式会社コンベンションリンケージ 担当:清水
medtech@c-linkage.co.jp
本リリースに関するお問い合わせは
JOMDD(株式会社日本医療機器開発機構)広報担当:高畑
TEL:03-6262-3322、FAX:03-6262-3022、MAIL:info@jomdd.com