2021.05.06

新型コロナウイルス感染症の抗原検査を行う超高感度蛍光イムノクロマトキットの事業化支援を開始

 株式会社日本医療機器開発機構(本社:東京都中央区、代表取締役:内田 毅彦、以下JOMDD)は、埼玉大学大学院理工学研究科准教授 幡野 健氏の研究開発プロジェクト「感染症診断用の超高感度蛍光イムノクロマトキットの開発」(以下、「本プロジェクト」)の事業化支援を開始しました。
 本プロジェクトは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の大学発新産業創出プログラム(以下、「START」)の「with/postコロナにおける社会変革への寄与が期待される研究開発課題への短期集中型」に2021年3月31日に採択されました。JOMDDはSTARTの事業プロモーターとして、本プロジェクトのプロジェクトマネジメントを担当し、事業戦略や知財戦略を支援するほか、JOMDDが持つネットワークを活用しスタートアップ設立をサポートしていきます。
 JOMDDはSTARTの事業プロモーターとして、本プロジェクトをはじめとする優れた医療技術の事業化を支援し、日本の医療イノベーションの活性化に貢献してまいります。

■概要
・プロジェクト名称:感染症診断用の超高感度蛍光イムノクロマトキットの開発
・研究代表者:埼玉大学大学院理工学研究科准教授 幡野 健
・事業プロモーターユニット代表実施機関:株式会社日本医療機器開発機構
・プロジェクト概要:
新型コロナウイルス感染症の抗原検査を簡易で迅速に行う超高感度蛍光イムノクロマトキットの開発を行う。
さらに本技術で対応できる感染症の種類を増やし、長年世界で問題になっている種々感染症の予防・診療に貢献するイムノクロマトキットを製造・販売していくベンチャーを設立する。

■埼玉大学大学院理工学研究科准教授 幡野 健氏
専門:
有機ケイ素化学、有機金属化学、典型元素化学
プロフィール:
東京電機大学工学部卒業後、The University of Toronto 博士研究員、九州大学有機化学基礎研究センター非常勤研究員、
理化学研究所フォトダイナミクス研究センターフロンティア研究員などを経て、現職。
埼玉大学先端産業国際ラボラトリー教員。

■本件に関する問い合わせ先
JOMDD(株式会社日本医療機器開発機構)
TEL:03-6262-3322、FAX:03-6262-3022、MAIL:info@jomdd.com 
広報担当:高畑